ガソリンの下げ方/イレイ
タイムリーなネタを書くよ。クソガソリン様の売値が上がり倒して、毎日毎日近道探して車を走らせてるんだっつーのー。
で。とあるガソリンスタンドで、この前サービス券を頂いた。リッターあたり3円の値引き券。おれは泣いたね。
先日。メーターの針がおれに話しかけてきた。
「ほーらほら。下がっちゃうよー坊や。まだ下がっちゃうよー。いいのかい?ちょうど長田交差点のキンタコ前で下がりきっちゃってもいいのかいー?」
黙れクソガッパイが。おれは今日、サービス券を持ってんだよ。今からあんたを上げまくって下りてこられんくしてやるから覚悟するんだな。
おれはガソリンスタンドに向かった。
ガソリンスタンドの店員っつーのはおれの経験上、2パターンしかいない。
1.あんたを手ぶらで被災地にぶちこんでも、200人ぐらいは一人で救いそうだ。とゆーぐらい、ハキハキテキパキガソガソした奴。
2.だったらもう今から墓の中で寝とけば?っていうぐらい、目糞の塊と見間違ってしまいそうなぐらいタラタラした産業廃棄物野郎。
そう、今日は2のオハナシだ。山崎邦正の出オチテンションぐらい、おれは怒った。
「っしゃっせー。」
「レギュラー3000円分お願いしますー。」
タラタラしやがって。走れや!!
ご
ご
ご
ごみ
ごみあるんですけ
「3000円すね。」
…許そう。ああ、またおれの心の広さが拡大される。もう広げるキャパないから、埋め立てよう。ジュゴンとか知らん。じゃないとおれの優しさに凡民が追いつけなくなるしが。
おれは金と一緒にサービス券を差し出した。
「これもお願いしますー。」
「使えないすね。」
はは。使えないてお前バカバイトで雇ったミスタービーンじゃねーんだから。
「いや、これこの前こっちで貰ったのーだから。」
「あ、最初で渡してもらえたら使えましたね。」
サイショ?オレ、サイショ、ワカラナイ
ん?でも待てよ。このサービス券の細かくアレコレ書かれた文章をおれはちゃんと読んでいない。これに、サイショに出せっつって説明があるかも。そしたら読んでないおれがサブイと言われても怒る元気がなくなる。
「あぁ、ちゃんと読んでなかった。ゴメンなさいねー。」
おれは手にした券に目を通した。
全然書かれてない
ーBGMー
セイントアンガー byメタリカ
「すいません、そんなサイショに出すとゆー説明受けてないし、これにも書かれてないんだけど。おれ、これ使うってからわざわざここまで来たわけさ。」
「あーーーでも。ちょっと。」
ちょっと。ちょっと何よ?
その時、前回おれに券を手渡ししたおっさん店員が視界に入った。
「あ、あの人呼んで。」
若手があんまさいじらー全開で呼びに行き、おっさんがダラダラやってきた。
「あー、すいません、最初に言ってもらわないと出来ないんですよ。」
うん、おれはそれが原因でお前を呼んだとゆー話。
「おれ、そんな事あんたから全然一言も聞いてな『ズガガガガガガガ』
その時、おれの心の埋め立て工事が急ピッチで再開された。どんどん広げられるおれの心。もうあれだ。美浜の駐車場より広い。
「分かりやしたー。」
おれは引いた。おれは確実に進化していると実感した。10年後ぐらいなったら、車当て逃げされても爆笑してるかもしれない。
今度、アイマスクみたいに目に割引券を貼ってこのガソリンスタンドに行ってみようと思う





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