the youオフィシャルHP
http://backwatersound.wixsite.com/theyou
6/21日曜日
ティダノミユキこと嫁さんに業務連絡が来た。先方とメールでやりとりしながら、文章力が無いからと僕にアドバイスを求めてきます。
えーとこの場合は、要点はここだから先にごちゃごちゃ説明するよりもまず言いたい事を頭に持ってきて、詳細は補足として箇条書きにすれば分かりやすいのでは...
って何処行くねんオイ!
なんやトイレかいな。全く。
ん?待てよ、箇条書きにしたら補足が多すぎて面倒だな。この情報とこの情報はまとめてドンでいけるな。これとこれはかぶってるから半分削って言い回しを変えよう。これは...
...って嫁戻ってけーへんがな!何しとんねん!
洗面所の掃除をする嫁さん。
...男脳では信じられない行動です。業務メール人に頼んでおいて掃除は出来ない。そうですよね世の男性陣。おれ間違ってないよね。
でもバンドでしょっちゅう家空けてすみません(一生こればっかりや!)
6/22月曜日
RBCiラジオの人気番組、ミュージックシャワー++に出演。配信ライブの告知をしてきました。
色々なラジオ番組に出てきましたが、MC狩俣倫太郎アナウンサーの安定感はズバズバズバ抜けてますね。沈まない船とはこの事。何を話しても、いや話さなくても話したかのように仕立て上げてくれます。本気で心を寄せてゲストの話を聞いているからこそ、そう!それが言いたかった!という質問をしてくれる上に、最後はあたかも僕自身で上手く語ったかのように流れを作ってくれる。すげえです。
そしてもう一人のMCまーりーさん。僕の言葉足らずな話を汲み取り
「だからライブのタイトルが knockin' on a new door なんだね!」
と、あれこれ説明が増えたトークを一発で完成させてくれた。そう、要はタイトルに全部込めてます。一番それが伝えたい事でした。
素晴らしい番組です。ありがとうございました。
6/23火曜日
慰霊の日。
子どもの頃からこの日は特別な日だと教えられて育ちました。沖縄県民は皆そうです。
世界中の戦争に、どこが酷いとか残酷とか、差を付ける事は出来ません。でも僕ら世代は経験者から生の声で何があったかを聞いてきた。こんな地獄、世界中どこにもないんじゃないかと思ってしまう。
同じ事や似たような事が今も世界の何処かで起きているかもしれないと考えたら心が潰されそうになります。
この日カーラジオを聞いてたらリスナーさんからこんな話が紹介されていた。
リスナーさんのおばーの話。
生まれたばかりの自分の赤ちゃんを連れて戦火を逃げ回っていた。悲しい事に赤ちゃんは死んでしまった。それでも逃げ回らないといけない。悲しみにくれながら逃げていたら、見捨てられたのか、はぐれたのか、見知らぬ赤ちゃんが一人置き去りにされていた。おばーはその子を抱いて逃げ、本当は我が子にあげるはずだったお乳を泣きながら飲ませた。
どうりで、おばーの事を「お母!」とよく訪ねて来る知らない人がいたなと。そういう事だったのかと、おばーから話を聞いてから気付いた。
そんな話。
かたやこんな話も紹介されていた。
これも別リスナーさんのおばーの話。
ガマ(洞窟)に集団で避難しようと急いでいたら、知らない赤ちゃんが一人泣いていた。おばーは手を取って一緒に避難しようとしたら、周囲の大人に「余計な事するな、ガマで泣かれたら米兵に見つかる。放っておけ。」と言われ、そうするしかなかった。
「私は死んだら地獄に落ちるよ。」
とおばーはよく泣いて語ってくれた。
自分がこんな経験をしたら耐えられるだろうか。戦争に生き残っても頭がおかしくなる。実際そうなった人もたくさんいると聞く。
糸満市の平和記念資料館に、戦争を生き延びた一般人の証言が語り言葉で記録され冊子になって読めるエリアがある。机数十席に一冊ずつ置かれて、それぞれ違うストーリーが短編でいくつも詰まってます。
どれ一つとっても地獄。映画や小説なんて霞んでしまうぐらい無残な事実。今の僕らと変わらない一般人がある日突然こんな事になる。信じられない。行く予定ある人は一話でも読んでみることをおすすめします。何で沖縄がこんなに基地や戦争に反対するか。
一年に一日ぐらい、こんな日があってもいいじゃないの。
6/24水曜日
うるま市石川で信号待ちしてたら目に飛び込んできた標語。こんな説得力ある言葉初めて聞いた。胸に突き刺さりました。この財産を放っておいて良いのか。文部省なにやっとるんや!
しかしこんな中年以降の気持ちが分かるなんて。本当に中2かな。松下くんて2年2組の担任の事かな。荒れたクラスなのかな。ジョンレノンよりイマジンが止まりません。
6/25木曜日
琉球新報副読誌、レキオにthe you配信ライブに向けて僕のインタビューとライブの紹介記事を掲載して頂きました。音楽ライターの伊藤さんいつもありがとうございます。
伊藤さんはプロの音楽ライターで、東京と沖縄を仕事で行ったり来たりしてます。
「いやー先日スキマスイッチのインタビューだったんだけどさあ。」
みたいに普通に話すので最初会った時僕は
「...な、なんやて!?」
となりました。
中でも、僕が多大なる影響を受けたバンド、グレイプバインのデビュー初インタビューを伊藤さんが担当したと聞いた時は感慨深いものがありました。
憧れのバンドと少しでも共通点があると嬉しいもんですね。こんなに近付きたいのに実際対面したら頭真っ白で「何かすんません。」しか言えないんだよなあ。ひろみ郷より言えないんだよなあ。
日々は真夏。
配信ライブの後記はまた改めて書きます。