2022年01月29日
1月新しいギターが欲しい。いや!正確にはギター買う金がほしい報告書
the youオフィシャルHP
http://backwatersound.wixsite.com/theyou
the you new album
「 by now 」

2022年3月16日リリース!!
2022 . March 16th out!!
「 冬の汽笛 」
制作:M.L studio
▼listen▼
https://www.tunecore.co.jp/artists/theyou
1. ignition point
2. silent escalation
3. 水鏡-water mirror-
4. 冬の汽笛 -winter whistle-
5. old tears
6. back of eyelids
7. i didn’t know
8. not my monkey , not my circus
9. far side
10. by now
1/16日曜日
いつもthe youのレコーディングをお願いしているエンジニアの井口さん。何年か前話した時に
井口さん
「イレイ君、この前●●●ってバンドがうちのスタジオにレコーディングの相談に来てたんだけど、知ってる?どんなバンド?」
イレイ
「●●●!?マジですか。井口さんとこでやるのはあまり想像つかないけど、パンクというかガレージロックというか。もっと言えば衝動的というか滅茶苦茶というか...。」
井口さん
「へぇー。でも滅茶苦茶っつっても、別に録音中にいきなりグランドピアノの鍵盤の上に登って意味不明な事叫んだり、バンバンピアノ叩いてブースの中で暴れたりって事はなさそうだね。」

イレイ
「そ、それはないと思います。」
井口さん
「じゃあ大丈夫よ。」
ど、どんな現場くぐってきたんやこのお方は。
我が子、クリスマスに買ったキーボードで毎日遊ぶ。鍵盤は両手の手のひらでバンバン叩いて音を出すものだと認識しているもよう。お前もいつか井口さん行きや。

1/17月曜日
蔓延防止に伴い、前週から我が子の保育園から家庭保育の要請が来てました。去年も同様の事があり我が子を長期お休みさせ実家に預けたのですが、やはり友達と思い切り体を動かして遊べない分、不完全燃焼で体力が有り余り、夜の寝かし付けに大変苦労しました。
なので今回は週に何日かは登園させようという作戦に出たのですが、そうなると実家の両親が不安そう。子どもの感染が爆発的に増えているので、保育園からもらってきたりしたら取り返しがつかない。
やむなく作戦変更でまた完全にお休みさせて毎日実家へ預ける事に。するとこの日の午後に保育園からお知らせメールが来て、園内から感染者が出たので該当者には個別連絡するからPCRを受けるようにとの事でした。
あ、あ、危ねえ。気合いだ気合いだー!とそのまま登園させてたら我が子も私も嫁さんも、じーちゃんばーちゃんみんな濃厚接触者や。紙一重だった。もう二度と隔離は嫌だ。
なんちゅー世の中になってしまったんだ。
1/18火曜日
CDプレス発注作業。何回もやってきた事なのに、あれ?どんなだったっけ。色々忘れてる。考えたら前作、veinは2017年リリース。...5年も経ってしまった。洋楽のベテランバンド並みに期間が空いている。

言い訳したら、コロナがなけりゃ2020年にはリリース予定でした。2019年からレコーディング準備を始め、曲に至っては2018年には出来上がってたものも多数ある。よくここまで鮮度保って気持ちキープしたもんです。自分を褒めたい。
もう私は次のアルバムどんなのにしようか妄想が爆発しそう(待て待て落ち着け)。
10年後振り返って、どんな位置付けの作品になってるんだろうか、この「 by now 」は。そんな事より人類は無事なのだろうか。

1/19水曜日
我が子、「しらなかった!」というワードを覚え、会話の端々にぶっ込んでくる。
我が子
「お母さんは?」
イレイ
「お風呂入ってるよ。」
我が子
「しらなかった!」
イレイ
「もうすぐ上がるよ。」
我が子
「お母さん、ごはん、たべた?」
イレイ
「今からみんなで食べるんだよ。」
我が子
「みんな?お父さんも?」
イレイ
「そうだよ。」
我が子
「しらなかった!」
イレイ
「...。」
お父さんはですね、そのワードをタイトルにした曲を作ったんだよ。ダークな曲だから大きくなるまで君は知らんでいいけど。
i didn't know / the you
1/20木曜日
時期的(サトウキビ収穫)に、この頃は荷台がこんな感じで空っぽになったダンプをよく見る。

僕にはこう見えてます。


だーかーらー!毎日忙しいんですよ僕は!余計な話しないでくださいよ。

1/21金曜日
使用するギターとアンプ、エフェクターがもう10年ぐらい全然変わっていない。
私は楽器や機材の知識が無い。学ぶ意識も低い。プレイヤーとしては非常にダメダメ。
じゃあどうやって今使ってるモノを選んできたかというと、楽器コーナーで物色しながら予算内で目に止まったものを直接弾いたり音出したりして、しっくり来るかどうかで判断してきました。って書くと感覚スルドい人ぶってますが、要するにその時の気分です。まあでも実際納得して選んでます。
the youにズナリと長田さんが加入した時、この二人のギタリストは私のギターサウンドが素晴らしいと、私と同じエフェクターを購入。長田さんに至っては私と同じメーカーの国産ヴィンテージギター、アンプまで買いよった。機材マニアの長田さんからアレコレ深い質問を受ける度、私はアメリカ人ぐらい開き直ってアイドンノーを連発していた。

でもこんな機材大好きな人がカッコいいと言ってくれてるなら、自分の感覚は自分の音楽にはハマってるって事なんだなと思えたし、同時に自分の中である基準が不動のものとなっていった。
自分は良い感じの音色を追求する為に弾きながらつまみを細かくいじったり、ライブで曲ごとにギターを変えるタイプの人間ではない。コードにメロディーをどう乗せるかが己の全ての生命線である。
と。
って、そのコードもメロディーも、音色次第で生かしも殺しも出来るのでどっちがより重要かっていう話ではありません。
そんな私が最近、新しいギターが欲しい予感がしてきています。実際買うかどうかはまだまだまだまだまだまだ分かりません。どんなのが欲しいかも定まりません。ちょっと前までテレキャス熱が高まってましたがなぜかクールダウンしてきました。
試しにエフェクターあたりから変えてみようかなあ。楽器屋行ってみようかなあ。ギターを衝動買いしそうで怖いなあ。したくても財源ないから大丈夫なんだった!

1/22土曜日
ニューアルバムリリースに向け、沖縄カルチャーの広告塔 幸田悟さんにインタビューをして頂きました。こんなご時世なのでzoomでのやりとり。ウチナーンチュとして、バンドマンとして、娘を持つ父親として、色んな角度から人生の先輩である幸田さんの言葉には気付かされる事がいつもたくさんある。

カッコいい大人がたくさんいるなー。おれの周りには。20代ぐらいの子が今のおれを見て、こんな大人になりたいと思ってくれるだろうか。...ないな。

(さっきから鼻毛そよいでる感があるんだけどなあ)
1/23日曜日
最近は学生時代に聴いていた音楽を数十年ぶりに聴いてみるという行為がマイブームになってます。特に邦楽。単なる懐メロ感覚になったり、久しぶりに脳みそビリビリしたり、色々です。
元WANDSのボーカリストとギタリストが脱退後に組んだユニット。WANDSはあまりハマらなかったけど、このal. ni.coは音楽ランキング番組の20位ぐらいの数秒ぐらいしか流れない短い尺に一瞬で心鷲掴みされたのを覚えてます。今の何何何何何何何何!?何よ何なんだよマジで!
と、次週はバンド名絶対チェックするぞと目が血走りました。エセグランジと揶揄されたそうですが、このひねくれ感、僕はかなり好きでした。そらWANDS辞めるわ。
日々はギター欲との戦い。次のリハでおれがこのギター担いだら普段無口なナオヤは何て言うだろうか。
