2021年03月12日
3月クサムニー(知った口を聞く)はいいから早く取り替えてきて報告書
the youオフィシャルHP
http://backwatersound.wixsite.com/theyou
the you 10ヶ月連続配信シングルリリース
第一弾(2021.2.26)
「冬の汽笛」

【YouTube】
https://youtu.be/8fMGCgcamfk
▼Apple Music
https://music.apple.com/jp/album/%E5%86%AC%E3%81%AE%E6%B1%BD%E7%AC%9B-single/1550497014
▼Spotify
https://open.spotify.com/album/6CeOgILLmnafsleRm7IM2Z?si=gpsOngtuROav3wl1BzP6Jw
▼iTunes / etc
https://linkco.re/8Rump2Qg?lang=ja
【The You HP】
http://backwatersound.wixsite.com/theyou
3/7日曜日
前日の事なんですが、沖縄カルチャーの広告塔、幸田悟さんのオフィスへ行って来ました。

10ヶ月連続配信シングルリリースの告知の相談でお伺いしたんですが、もう目から鱗の話が満載。何でそんな発想が思い付くのか、何をヒントにアイデアが浮かぶのか、自分には無い視点と考え方。思わず
「普段から本をたくさん読んだり映画を見たりしてるんですか?」
とアホみたいな質問をしてしまった。でも幸田さん、あまりそういう事はしてないと。じゃあなぜそんな柔軟な発想力がキープできるんだと尋ねたら
「ワクワクしたいさー。」
と。
何てこった。音楽作る時はワクワク以外何もないのに、どうやってみんなに聴いてもらうかっていう事になると一気にワクワクよりも凝り固まった脳みそになる自分がいる。なぜこんなに小さく小さくしか考えきれないのか。行動範囲を広げないように頑張ろうとしてるかのよう。
ワクワク、全然してなかった。これなら確実にやれそうとか、これは予算的に無理だとか、今までそんな感じでやっていた。充実感はあるけど、ワクワクはなかった。
大事な事に気付かせてもらいました(何年やってるんだ君は)。
3/8月曜日
FM沖縄の人気番組、ゴールデンアワーの「今週のゴル推し」に冬の汽笛を選んで頂きました。

1週間オープニングで流れます。ありがたや。番組MCの西向さんとは実はもう付き合いが長くて、西向さんがラジタブのディレクターをされていた時からthe youはお世話になっています。

エリナさんにもラジダブ時代からお世話になっています。

今でこそ県内のラジオ局にお願いしたら告知出演で取り扱って頂けるようになったtheyouですが、始まりはFM沖縄さんだったなあ。ありがとうございます本当に。
3/9火曜日
嫁さんが2年コースの職業訓練校を卒業。お疲れ様の意味を込めて、イオンライカムの花屋さんで花を買いました。妻に送る花束を抱えて歩くこの男の余裕。

やさ(そうそう)、ついでにビールも買って帰ろ。バカでかい食品コーナーウロウロ。花束持ちながら。せっかくの男の余裕が。ビールが先だったな。買う順番間違えた。
3/10水曜日
朝です。おはようございます。

嫁さん
「卵焼きつくりたい?」
イレイ
「...はい。」
この質問力。
そんな(どんな)ティダノミユキこと嫁さん、この度docomoの新CMに書き下ろしの曲が起用されています。みなさんぜひチェックしてみてね。

3/11木曜日
生きてるうちはこの日に想いを馳せる事は一つしかないんじゃないでしょうか。
10年という時間が過ぎ、国内では被災地から一番遠い沖縄で生きていてもまだまだ胸が締め付けられる気持ちになります。
毎年そんな感覚になりますが、今年は違う視点で考えている自分がいました。それは、東日本大震災がなければ、今の自分はいないという事。
2011年3月11日、イギリス留学から帰国した嫁さんは就職したばかりの銀座のベンチャー企業のオフィスにいたんだそうです。地震に襲われ、帰宅難民になり徒歩で自宅へ辿り着くも余震に怯え恐怖の中頼れる人もいない。そのうち福島の原発が非常にまずいという情報が出回る。
心配した家族からすぐに(石垣島)に帰って来いと言われ、嫁さんは一時休職するつもりで東京を離れた。石垣に戻る前に、沖縄本島の浦添市にある母方のおばあちゃん(当時96歳かな)の家に立ち寄ったら、さすがにその歳での一人暮らしには限界が見てとれ、あの清潔なおばあちゃんの家の中が荒れていたそう。そこで嫁さんはおばあちゃんと一緒に住む決意をする。急遽沖縄本島での生活が始まるわけです。
石垣島の海と山に囲まれた、市街地からは離れた集落で育った嫁さん。そっから進学で東京、留学でロンドンへ。すげーじゃないの、浦添なんか小さく見えただろうと、この話を聞いた時そんな印象を僕も持ちましたが、嫁さん曰く全く知らない街で、車が無いと何も出来なくて、知り合いもいない。土地感もない。でも同じウチナーンチュとして見られる。きつかった。と。
おばあちゃんの身の回りの世話をしながらしばらく経ったある日、バイトから帰宅するとおばあちゃんは家の中で転倒し腰の骨を折る大怪我をして倒れていた。救急車を呼び長期入院。一命はとりとめたが、退院してからはたった一人での完全介護の日々が始まった。働く時間も制限してずっと一人で介護に尽くす生活をトータル7年ぐらいしてたのかな。そんな中で僕は嫁さんとライブハウスで知り合いました。働きながら介護もしながら音楽やるって、どうやってたんだろうか。何も知らず遊びに誘ったりしていた自分の浅はかさよ。仲良くなって嫁さんの事情を知った時は僕は言葉を失った。
嫁さんとお付き合いするようになってからは僕も毎週末おばあちゃんを連れて3人で食事に出掛けたりしました。車椅子の扱い方、バリアフリーの重要性を身をもって学んだ。
でも結婚しておばあちゃんはすぐに入院、3ヶ月の闘病の末、103歳の大往生で天国へ旅立たれた。その後嫁さんの妊娠が分かりコザへ引っ越し、出産、子育て。現在に至る。
去年の3.11は初めての子育てにテンパりながらレコーディングが開始されていたので、心の余裕が無かったのかもしれない。今年、改めて感じるのは2011年の3月11日のあの大震災が無ければ嫁さんと知り合う事は無かった。そして娘の命も誕生してなかった。そこに気付く事がやっと出来ました。こんなに大きく深くあの震災が時を経て自分の人生に関わって来るのかと、今さら感じています。遅くてすみません。
って、嫁さんからしたら震災のあの日からずーっと今の今まで繋がってるんでしょう。凄まじい人生だな。おれだったら逃げ出してたでしょう間違いなく。
多くの命が失われてしまった一方、時を経て生まれた命もある。何と表現して良いか分からない感覚です。一日一日を、小さな事柄でも大事に生きよう。仕事で受領書と納品書を逆に渡してしまっても何か意味のあるメッセージなのかもしれない(分かったからイレイさん早く取り替えて来て)。
日々は時を進めながら続く
the you 10ヶ月連続配信シングルリリース第ニ弾!!
2021年3月26日リリース
「old tears」

ジャケットデザイン:
good rug design KAZ
この記事へのコメント
受領証とか納品書とか、三枚複写とか二枚複写とか業者さんによっても違うし、もう沖縄なんだからテーゲーでいいんじゃないのテーゲーでっ!て思ってしまいます。
Posted by DEN at 2021年03月13日 19:00
DENさん
必要なんだろうけど改善が手付かずな業務ってたくさんありますよね。うちの会社未だにFAXフル活用だし。それはそれで機能してるって事なんですかね。
必要なんだろうけど改善が手付かずな業務ってたくさんありますよね。うちの会社未だにFAXフル活用だし。それはそれで機能してるって事なんですかね。
Posted by THE YOU
at 2021年03月14日 12:19
